2011/02/27

海からの朝陽

如月の海から上がる朝陽
一瞬の青空

この一瞬の為に歩く、そんな山行もアリだ


2011/02/24

メガネ男子

いや、その・・・なっ?
半額セールやってん、半額やで?
でな?やっぱ、カジュアルとビジネスと、ほら、ふたつ欲しくなるやん?

でな、これがビジネスやねん
ま、コンセプトは、”出来るビジネスマン”やねんけど、どない?


「ふぅーん・・・どっちゃか言うたら、いんちきセールスマンやな」

・・・わーっはっはっは、ウマいこと言うなぁ
でな、こっちゃが、カジュアル
そやな、コンセプトは、ちょいワル?


「ふぅーん・・・安いから言うて2コも買ぉて帰ったん?、お父ちゃん頭が、ちょいワルちゃうん?」

うっ・・・最近、右膝の調子も、ちょいワルやねん
わーっはっはっは

「面白ぉないし・・・」


わーっはっはっは・・・・はは、、、はぁ~ぁ。。。

  
 

2011/02/23

ふたりでめざす登山1万回



~認知症抱える夫婦の記録~ NHKおおさか放送局:関西特集

8年前に認知症を発症した奥様を連れ、金剛山への登山1万回を目指す70代のご夫婦
そのドキュメンタリーは、実名で、二人の生活をありのまま記録していた
ご主人は、若い頃事業に失敗し、奥様にたいへんな苦労をかけたと・・・
抑えられない感情、薄れ行く記憶、徘徊してはご近所のポストを荒らす
そんな、重度は二番目に重い症状の奥様の介護を独りで続けるのは
”償い”の想いもこめられているのだろう

二人で1万回
その数字に何の意味があるのだろうか?
症状が悪化する奥様を連れ、毎日のように金剛山を歩く
知り合いに会えば、~さんやで、また会ぉたな、とその度に奥様に話しかける
奥様が歩き飽きたら、童謡を歌ってあげる
汗をふいてあげる、お茶を飲ませてあげる、ベンチに優しく座らせる
献身的なんて言葉では表現出来ないほどの介助ぶりが生々しい

そんなお二人は、この冬、数十年ぶりの大雪が降り積もる中も金剛山を歩く
手に手をとって、いつものように歩く
そして、ついに恐れていたことが起こる
千早本道の凍て付いた階段を奥様の手を引き、歩いてるうちに
疲れたのだろうか、奥様の感情が破裂して、大声と共にご主人に杖を投げ付けて
山頂を目前に下山し始める・・・それでもご主人は怒らない
奥様の手をとって語りかける

節子、手を繋ごうよ
節子の手は暖かいね
節子と手を繋ぐのが僕は大好きなんだよ
節子と手を繋いでると僕の手も暖かくなるんだよ
節子、手を繋いでくれてありがとうね

何があっても笑っている、何があっても名前を呼んで語りかけ、何があっても繋いだ手を離さない
そして、また歩き始める


二人で1万回
その目標に何の意味があるのだろうか?
それだけ歩いたら、お二人に何かあるのだろうか?
ドキュメンタリーを見ながら考えていた
答えは、何も無いのだろう、きっとただの毎日の繰り返しだけだろう
でも、日々進行する病に逆らって、1万回歩くその日まで
二人で、普通の毎日を普通に過ごしたい、きっとそれだけだろう
・・・いや、それで充分なんだろう

だから、お二人併せて1万回目
その日は、ゆっくりと訪れて欲しい
いつものように手を繋いで、気付いたら山頂で
あぁ、今日も歩けて良かったな
なんて、そんな1万回目であって欲しい
零れ落ちる涙を拭いもせず、モニターの前で、そんなことを想っていた


2011/02/22

まい泉の”やわらかヒレカツ弁当”

いいじゃない
たまには、立ち食いそばじゃなくっても、いいじゃない


今日も、始発の、のぞみに乗った瞬間気を失って
気付いたら新横浜、あたふたしてる間に品川



そのまんま、臨戦態勢の崖っぷち会議に突入
気が付けば13時30分


たまには、1,000円の、まい泉のお弁当買って
プシュッなんて
そんな出張帰りも、いいじゃない

ね?

  

2011/02/21

書を頂く

きっと人生最初で最後ではないだろうか
こんな立派な書を頂くなんて


我が家の家宝に致します


心より感謝

 

2011/02/20

ありがとう。

二日前に決まった突然のイベント
思い付いた人
ケイタイで起こされた人
プランに乗っかった人
消え落ちる寸前の霧氷
そして青空
全てにありがとう。ありがとう。

2011/02/19

インナーダウン

ま、たまには服くらい買ってやろう


って、エラそうに言っておみやげに、買って帰ったのは、軽いインナーダウン


ひゃーっ、めーっちゃかわいいやん
こんなん欲しかってん
えー色やんかぁ~
うれしーっ

そ、そこまで喜んでもらえると、言えない
言えないぞ、コレが、んじゅう%オフだったなんて・・・あぁ、言えない

 
 

2011/02/17

鴨鍋定食

隠れ家のような、古めかしい天麩羅やさん


古くても漂う清潔感


お決まりのランチは

鴨鍋定食 ¥780-




冬のお楽しみ、今年も遅ればせながら・・・

はぁ。しあわせ

  
 

2011/02/16

弁当男子

たまには自分でこさえるさ、自分の弁当だもの


焼きそばだけ!?
なんて、誰が言ってるのだ、誰が!?



んなこと言うヤツは、朝から自分で作ってみろって
ふん
今日みたいに一日、会議室で籠城の日は弁当が必要なのだ
いつ食べられるか分からないのだ
サラリーマンはたいへんなのだ
   


    

2011/02/15

そんな暮らしの中で

今朝起きだして、いつものようにベランダに向かうと
分かってはいたが驚いた
だって、600mそこらの、生駒山が真っ白なのだ


こんな姿、2006年から山歩きを始めてから見たことがなかった
おぼろげな記憶だと、2002年だったけ?
ホワイトクリスマスで真っ白になってたのは、それ以来か
そう言えば、昨夜は幹線道路も大渋滞だったような・・・

いつも山で対峙する雪は、それが目的でもある、非日常の証
でも、こうやって、日常で触れる雪もいいものだ
その雪で分かる暖かさもあるのだ
そんな冬があっても、いいじゃないか


-そんな暮らしの中で-
  
2センチ足らずの雪が
科学の街東京を
一日でぬりかえる
その変わらぬ雪の色に
人は何を思うのだろう
変わりゆくこの日々に


寒さの中に
かくれてるのは
暖かさなのだから


    

2011/02/14

ホームにて


特急雷鳥

新聞のサイトで知った
大阪と北陸とを結んでいた特急「雷鳥」が姿を消すと
そうなんだ、雷鳥も消えてしまうのか
あまり利用する機会は無かったけど、西日本育ちの私は
何故か北陸に惹かれ、そのせいか、大阪駅の一番北のあのホーム
北陸、富山、と呼ぶアナウンス、そして雷鳥の姿はいつも気にしていて
ふっと、ホームに立ち寄ったりもしたことがある
初めて乗車したのは、スキーツアーだったけ
その後は出張とか、友人の結婚式、そんなものか


それが、山歩きに没頭している今となっては
雷鳥の名は、当然、立山と結びつき、夏山のシーズンに
通勤途中で聞く大阪駅のアナウンスには郷愁のようなものさえ
覚えるようにもなっていた、それだけに、無くなると知ると寂しい


なんて、角瓶をロックで飲みながら、電車の画像なんて見てると
無性に旅に出たくなったり、ふと故郷を想い出したり

雷鳥は、今夜もいろんな人生を乗せて
白く浮かび上がる雪の海原の中を走ってるんだろうな


も一杯だけ飲もか

2011/02/13

山歩きで痩せよう、なんて・・・

そんな、ウマいハナシは無い
ってのは、山ヤさんの常識




なのに、この二日間で3キロ痩せましたが何か?

  

  

   

2011/02/12

雪山が好きだって?

二日間で20時間歩いてから言ってよ



もうお腹いっぱい。。。

2011/02/10

2011/02/09

あの日、あの山、あのごはん

- あの日、あの山、あのごはん 

ヨメの記憶力は鳥ほどしかない
そう、三歩歩いたら忘れると云われてる、ってか言ってるのはオレか

そんなヨメの記憶力は、全てイメージに頼ってる
それが結構、驚かされるのだ
例えば、山の写真を見てても、それどこ?ふーん?私も行ったっけ?
みたいなのが、ビジュアルで”山ごはん”を観ると


あ、立山から入って縦走した、えーっ”なんとか原”や、あんときのビアぬるかったなぁ
ほら、朝から酒のアテが無いって騒いでた関西弁のカップルいてたん覚えてる?

サクッと出てくるのだ、ハムエッグだけで、シュチュエーションまでくっきり出てくるのだ
不思議だ

人の山行レポも、あぁ、誰それさんが、テン泊やのに、ごはんだけ小屋で食べてたなぁ
なんて、それこそどーでもいいことがサクッと出てくる

ほなこれは?



めーっちゃ、美味しそうなラーメン
これ醤油やなぁ、ネギ少ないし、買ったヤツやんなぁ

これは、私食べてへんわ、お父ちゃん独りやろ(怒)自分だけこんな美味しそうなん食べて!

分かるのだ
3秒で分かるのだ

不思議だ
    



2011/02/08

デビルチキンとクリームコロッケ

いや、このお店、ランチによく出るデビルチキン
これがスパイシーで、もうっ


おまけにクリーミーなコロッケが、もうっ


なんちゅーても、これで¥580

いあ、今日のランチもウマかった件

それだけですが何か?
  

  

  

2011/02/07

八日目の蝉

八日目の蝉


優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした



タイトル?うん、蝉の一生との比喩やねんけど、そこは、まぁおいといて
何処にでもいてそうな女主人公が、彼氏、って家庭のあるオトコやし、愛人やな
その愛人の娘、赤ちゃんやねんけどな、衝動的に誘拐してしまうねん
そっから長い長い逃亡生活が始まるねんな
その、逃亡生活のスリルと、それに反して主人公がどんどん母親になってくプロセス
ってか、二人がどんどん親子になってくプロセスかなぁ。そうそう、そこにな
これまた、いろ~んな人が、いろんなカタチで絡んで来て、もう、な
エエのよ、主人公が本当の母になってく感じが、ぐさぐさと、でもって、しみじみとエエのよ
特にな、小豆島、あ、これって重要な場所になるねんけど
そこでの生活の描写なんて、もう、悲しくて、寂しくて、それでも暖かくて、沁みるねん
でも、それって、もう終わりが近づいてるのんが読み手に分かるからやねん
あぁ、お願いだから、もう少し二人をそっとしておいてください、って思ってしまうねん
そこがな、作者のな、狙いやねん、きっと。読者はそこにハマるねんな

小説了読後、あまりにもグッと来たので、ヨメに晩酌がてらアツく読書感を語ってると

その小説、たしかNHKでドラマになってたんちゃう?
あぁそう?GWにも映画が封切されるみたいやけど、あんまし興味ないなぁ

ハマった小説のヴィジュアルは、必ずがっかりさせる
これは、”オレ的マーフィーの法則”の一つ


なのに、公式サイトなんて見てしまった
あぁ、これが、薫が言ってた、”何も映らない鏡のような”小豆島の海か
真っ白な素麺が青空の下で揺れてるシーンとかあるのだろうか
寂れたラブホテル裏、悲しい人たちの巣のような従業員アパート
小さな子供たちの話す方言
結局、何のことか分からなかった”ししがき”遊び
逃亡生活に終止符を打つきっかけとなった夏祭りのシーン・・・


 ってか、ダメじゃん、こんな女の子まで見てしまったら
映画観たくなるじゃないか
この子が薫?
ヤバいって
観ないよ
観るもんか


-逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか-

・・・、・・・・。
あぁ
観たい
 

 

2011/02/06

一人ぼっちの日曜日

あ、ごめーん、食べてる時間ないねん、私今から梅田で映画観てお食事会やねん♪


金剛山ハイキングの約束も
せっかく焼いたマフィンも
ぶっちして、ヨメは出てった


さて・・・一人な休日だぞ

図書館行行った
セブンイレブンで買ったドトール・コーヒー飲みながら公園で読書した
コーナンで、ハトメ・パンチ買った
スーパーへ買い出しに行った

でも、帰宅してもまだお昼前


気になってた、山ごはん作った
イケてた

ザックのメンテナンスした
ミレーは洗って干す
チャチャバックは、サイドポケットの緩みをハトメ・パンチとショックコードでリペアした


60LのZERO POINTを陰干しすると、もうすることもない
さて、ランチでも作るか
半田麺をゆがいて、と




ま、こんなもんか

図書館で借りた本の前に、金曜日の東京出張で買った、”八日目の蝉”・・・了読
泣けた。
角田光代は、キッドナップ・ツアーといい、本作といい
誘拐ってキーワード、それに、ロード・ムービー
この二つにこだわってそだな、いいぞ、もっと読もか

気がつくと夕暮れ
陰干ししてたザック、洗濯物をいれてるとベランダから春の風

そう言えば立春だったっけ
早いよ、春のやつめ
遅いぞ、ヨメのやつめ

  
  

2011/02/04

立ち食いそばのある風景


っつーかさ、たまには、も少しいいもの食べてもいんじゃね?
そりゃ、ビンボーサラリーマンだけどさ
日帰りで東京往復出張しててよ?これ?
ま、好きなんだけんども
なんだかなぁ・・・
  
  
  
  

2011/02/03

しんしん、しんしん

しんしん、しんしん

昨夜から降り積もる雪山の中
独りツェルトの寒さに眠られず起き出した夜明け前
そんな時は、思いもよらぬ記憶が、海馬の奥底にある引き出しから、ぽろりとこぼれ出てくる
それは夢なのか、リアルなのか、記憶と現実を行ったり来たり


小学生の夏休み、海水浴場、海の家、スイカの種を飛ばす今は亡き父の若き笑顔
あぁ、あのとき溺れかけて助けてもらったけ

しんしん、しんしん

奥駈踏破、熊野本宮バスターミナル、何かを、誰かを?探してうろうろしてる自分
最終バスは行ってしまったぞ、何を探してるんだ?おーい?



通勤電車、落としましたよ?振り返ると、”単独行”の文庫本を手にした山ガール
 ん?誰だろう、この可愛い山ガール?

しんしん、しんしん

来週が提出締め切り、企画書のPowerPoint、コンセプト
あ!そんなカテゴリがあったか!オレってすっげー!って、すぐ忘れるよなコレ



転勤は、山の神様がくれた絶好のチャンスよ?新しい山、新しい出会い、ね?と、山友の声
はい。そう・・・思います・・・。

とりとめもなく、ぐるぐると現れては引き出しに消えてく記憶の断片を相手に
モノクロの夜明けに一人ホットウィスキーを飲む
雪は止まない

しんしん、しんしん

  

 




2011/02/02

山仲間のR女史


山仲間のR女史


R女史は遠くからやって来る
冬の大峰行に参加するため、独り遠くからやって来る彼女は、道の駅で寝る
R女史は担ぐ
冬の大峰行に、共同装備として、ご自慢のエスパの4テンを自ら担いで歩く




R女史は飲む
ガンガン飲む、記憶をなくすまで飲む、居酒屋の駐車場で転んだまま朝まで寝るほど飲む
R女史は語る
人の結んだもんなんて信じられんでな、自分の手でぎゅっと締めたヤツでないと、命は預けられんでな


そんなオトコマエなR女子はバックシャン
彼女の後姿はカッコいい
このクラシカルなスタイルを見てると全て頼りたくなってしまうのだ