あることを調べるために、検索を繰り返していたら
その結果は別として、なんとも味わい深いサイトに辿りついてしまった
関西在住と思われる方の登山回想記録である
極めて個人的な記録であろうことと
トップページが見当たらないこと、その理由でリンクはしない
その惹かれるサイトに、1968年の山行として、雲ノ平が記録されていた
画像は当然往時を偲ばせるものであるが、画質は良く、皆さんの表情も豊か
その中に非常に興味をそそられる一行が・・・
雲ノ平のうたをみんなで歌った。
歌詞の一部が載っていたが・・・雲ノ平のうた?そんなものがあるのか?
時間をかけてネットで調べると、やっとそれらしき歌詞が1件ヒットした
「雲ノ平の歌」
秘境を恋うる黒百合は 雲ノ平の奥深く
星の光につつまれて 離れし人を待ちわぶる
誰も知らない水澄すめる 池溏に立てばワタスゲの
ほの白き花あたたかし 雲ノ平に一人いて
幾山脈を越え来たり 雲ノ平にたたずめば
うなじふるわせ花びらは 遠き昔をそのままに
伊藤和子さん(作詞)、伊藤正一さん(作曲)
なんと、作詞作曲があの現三俣山荘主の伊藤ご夫妻だ
で、この歌をみんなで歌ったと書かれてあるのだ
なんとも素敵な詩だ、雲ノ平を愛する一山ヤとしては、深く惹かれてしまう
そして、時代を感じさせる文もある
折立-薬師沢-雲ノ平-三俣蓮華岳-新穂高温泉
そんな素敵な行程の山旅、その持ち物の中に、米1升と・・・
この登山の持ち物の中に、米1升持参とあった。
小屋泊まりの場合、お米を持参するのが常識だった。
現在のようにヘリコプターが何でも運んでくれはしなかった
人がすべて担いで持ち上げていた
とある
なんとも牧歌的な、古き良き時代
そんな時代に、あの雲ノ平で、伊藤さんご夫妻が作られた
歌を謳ってたのか・・・ぜひとも聞いてみたいものだ
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幾山脈を越え来たり 雲ノ平にたたずめば
うなじふるわせ花びらは 遠き昔をそのままに
あぁ、雲ノ平
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