不明釣り客、8日ぶり発見=沢の水、おにぎりでしのぐ―長野・栄村
時事通信 6月25日(土)20時22分配信
25日正午ごろ、長野県栄村堺の神社境内で、男性がうずくまっているのを住民が発見し
消防団を通じて県警飯山署に通報した。同署によると、男性は新潟県湯沢町の会社員(29)で
8日前に知人と同村内へ渓流釣りに行ったまま行方不明になっていた。
男性は「山中で迷ってどこを歩いているか分からなくなった。助かってよかった」と話している。
栄村周辺はここ数日、大雨が続いていたが、男性は防水ジャケットを着ていた。
たまたま目に付いた遭難記事
沢近くで、水があったからこそだろう、よくぞご無事で。。。
ところで、このような遭難記事を見る度に思うことがある
>ここ数日、大雨が続いていたが、男性は防水ジャケットを着ていた。
これ、重要なポイントだと思うのだが・・・
その防水ジャケットって何なの?やっぱゴアのこと?ジャケットだけ?パンツは?
本当に知りたいことは、実はいつも書かれていなかったりするのだ
近年では、例の北海道での大量遭難事故、”防寒装備が不十分だった”とのキーワードは一人歩きしてたけど
じゃ助かった人と、そうでない人との決定的な装備の違いは具体的に何だったのか?未だに不明だ
(専門誌などでは詳細にレポされてたかもしれないけど)
で、声を大にして言いたいのはアウトドアブランドは、もっとそこを前面に出してもいいのでは?
いや、出すべきだろうってこと
ロケーション:北海道大雪山系、標高2500m、天候:集中暴風雨、氷点下5度
弊社ブランドである○○○○○を着用していたハイカーは無事下山
なんてキャプションを、雑誌広告、カタログのスペック欄に一行添えるなんてどうだ?
もちろん、死亡を伴う遭難事故をパブリシティに利用するなんてとんでもない!
なんて批判もあるだろう、しかし今後、そのブランドのその装備、もしくは他ブランドでもいい
それに相当するスペックの装備を持つハイカーが増えることによって最悪の事故が減るとしたら?
軽い、薄い、カッコいい、そんなULな部分ばかりウリにしてないで
本当の意味での機能性、その機能がきちんと活かされる正しい使い方
常備することで何がリスクヘッジできるのか、さらに完璧に備えるには?など
具体的な事故例を基に、分かり易く広く知らしめるのもメーカーの企業責任ではないだろうか
なんて、たまには真剣に考えたりするのである。
しかし、携行していたおにぎり四つ・・・で、8日間かぁ
持っておくべきだな、おにぎり
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調理は結構マメにするけれど
おにぎりは、いつまでたってもヘタっぴーですが何か?