関西には、いや、関西の一部には”黄そば”なるメニューがある
一部なのだ、マイナーなメニューなのだ
たまたま、こんな記事を目にした関西人には聞いたこと無いぞ?
なんて方もおれるだろうが、これはれっきとしたメニューなのだ
ちなみに文字にすると”黄そば”となるが、オーダーするときは 黄ぃそば となる
発音は ”ぃ” と ”ば” にアクセントを置くのだ
黄ぃそば
さて練習してみよう
おっちゃん、黄ぃそばひとつ
そう、そんなカンジだw( ̄ー ̄)
さて本題
これは、うどん、そばの和出汁に中華麺を入れたもの、なので黄色いそば=黄そば
歴史は古く、最も有名なのは兵庫県は姫路駅構内の”えきそば”で
昭和24年から駅の立ち食いそばとして始まって現在まであるものだ
今では阪神百貨店の地下でも食べられることは、知ってるヒトは知っている
この和風出汁+中華そば、なんともウマいミスマッチなのだ
黄そばは、一般的には駅そばに代表されるように、きつね、天ぷらがメインとなる
実は、学生の頃から自分で作っていたメニューなのだいや、駅そばなんて存在知らなかったし、今思えば、食べ始めたきっかけは不明だ
適当に作った出汁に、中華麺、そしてトッピングはそのときあるモノ
それは、うす揚げだったり、ハムだったり、たまに焼き豚なんてあったりと
本当に適当なのだが、オレ的に外せないのは、ブラックペッパーだ
あっさり和風出汁にアクセントとして、ラーメンコショーじゃなくって、黒いブツなのだ
と、こうして休日の昼下がり、こそこそと丼を手にしてるのにはワケがある
それは、20代後半から8年ほど通い続けていた名食堂が昨年末で閉店していたことを偶然知ったからだ
丼もの、麺類、焼きめし、オムライス、玉子焼き、もちろん黄そば、そのラインナップもレトロなら、お味もレトロ
そんな愛すべき名店、上本町いせや食堂へのオマージュなのだ
自分が今よりも青クサかった時代の味、また食べたかったな
ズルズルっ
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