2011/12/13

飲茶とホスピタリティ

神戸元町、有名なテイクアウト飲茶店のランチメニューに誘われた
メニューはワンコイン、ワンタンスープ+中華飯だ
あっさりとした味わいは、なかなか美味しい、これで¥500は凄いよなぁ
 

ただ残念なのは、店長っぽいオヤジが、店内で堂々と咥えタバコ!
厨房から何語か分からない大声が聞こえたかと思うと
そのオヤジは、火の着いたタバコを灰皿に置くと料理を取りに行き
それがオレの前に、ドンってカンジで置かれると、またタバコを咥えてうろうろ
食後のお茶のお代わりも欲しかったけど、とでもそんなムードじゃないし
そもそも大国、中国にはサービスと云う概念そのものが無い
なので、こんなお店にホスピタリティを求めるのは間違ってるだろうな



そんなちょっと残念な飲茶ランチだった日の帰り
帰宅する途中、大阪駅で下車、とある書店で文庫本を買った
すると、レジのいかにも中国人学生バイトっぽい女の娘がカタコトで言った
お客さん、コレ、ゲカン、大丈夫ですか?
一瞬、何を言ってるのか分からなかったが、オレが手にしてたのは
ネルソン・デミルの”ゲートハウス(下巻)”だった
買おうとしてるのは、下巻で間違いないか?と確認してくれているのだ
なーんだ、やれば出来るじゃない、きっと書店にそんなマニュアル無いでしょ?
ありがとう、下巻が欲しいから、大丈夫
って笑顔で返せると、こちらも嬉しいし、ちょっと、いい気分
この、ユーザーに、ちょっといい気分を与えること、それがホスピタリティだ
そんな気遣い、ぜひお国に持って帰って欲しいぞ、がんばれ中国娘


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サービスもホスピタリティもさっぱプーなあのお店
悔しいことに、湯気がもうもうとしてた豚まん!めっちゃ美味しそうだったよなぁ
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