味噌を切らすオンナ

日曜のことだ

ちょっと、おつかい行って来て～
･･･、どこ？何？
クリーニング屋さん、出来てるねん
ま、オレのＹシャツ１週間ぶんとスーツだ、たまには自分で行くか

ちょっと、おつかい行って来て～
･･･、どこ？何？ってか、また？
牛乳無いねん、お願い
牛乳？牛乳だけな？他に無いよな？

ちょっと、おつかい行って来て～
･･･、どこ？何？ちゃうちゃう、何回行かせるねん！
おつかい、おつかいて、オレは夏休みのカツオか？

お味噌ないねん、私はエエねんけど、いるやろ？

出たな”味噌を切らすオンナ”め
これは、オレの個人的な価値観から生まれたコトバで
女性を評価した際、最低レベルであることを意味しているのだ
ケースによっては”カレーを焦がすオンナ”ってのもある
飲み会の場なんかでも、よく若者たちにブルのだ

お前らよく聞けよ、味噌切らすオンナだけはヨメにするなよ、な
カレー焦がすオンナも同じやし、ロクなもんちゃうぞ、忘れるなよ

今ではこのコトバは、オレのオフィスで一種の標語みたくなってる
さておき
ヨメは味噌汁にあまり関心が無い
反して、オレは味噌汁が無くては生きていけない
なので３回目のおつかいでもグレずに行く、ってか行くしかない

で、こうして朝から味噌汁作ってたりするのだ
ついでに、今日は会議室軟禁な日なのでお弁当も作ったりするのだ
おつかいついでに買った南高梅はちみつ味もＯＮするのだ
朝ごはんには、刻みネギ入り出汁巻きを焼いたりもするのだ

オレ
いつでも単身赴任行けたりして？

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いいか未婚者なオトコたちよ
味噌切らすオンナはヨメにするなよ、苦労するぞ（オレみたく）